Jan 15, 2010
魅力的なゴールドカード
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富士山の世界文化遺産登録に向け、静岡、山梨両県の合同会議が22日、同県富士吉田市内で開かれ、推薦書原案が了承された。両県は27日、推薦書原案を文化庁に提出する。
会議には川勝平太知事や横内正明・山梨県知事らが出席。推薦書原案と包括的保存管理計画案が全会一致で了承され、原案が確定した。
推薦書原案は世界文化遺産としての価値を証明する文書。A4判で111ページ、第1〜9章で構成されている。富士山を「信仰の対象」「芸術の源泉」と位置づけ、多様な信仰形態が現在にも継承されていることや、国内外の芸術に影響を及ぼしている点などを訴えている。
会議後の会見で、川勝知事は「大変うれしいの一言に尽きる。(関係住民らの)心を一つにする上で必要な1年間だった」と話した。横内知事は「6年間、非常に膨大な作業を積み重ねてきた。いろいろな問題があったがようやく作業を終えることができ感無量」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。両知事は今後、国民的な運動を起こす必要があると強調した。
今後は、9月末までに国が国連教育科学文化機関(ユネスコ)に暫定版推薦書を提出、来年2月1日までに推薦書を提出する。その後、ユネスコの諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)による現地調査などを経て、順調に審査を通過すれば13年6月ごろにも登録されることになる。【水脇友輔】
7月23日朝刊
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◇延長1.6キロ
政府の要請で運転を停止している中部電力の浜岡原発(御前崎市)の津波対策について中電は22日、高さ18メートルの防波壁を浜岡原発の周囲に12年末までに完成させると地元自治体に説明した。完成時期を2〜3年先とした当初予定を繰り上げたことに対し、石原茂雄・御前崎市長は「早期着工は評価できる」と語った。一方、県の小林佐登志・危機管理監は「完成時期の前倒しは中電の希望。国の原子力安全・保安院が評価できるような工程表を作る必要がある」と注文を付けた。【丸山進、舟津進、仲田力行、平林由梨】
同日午前、浜岡原子力総合事務所の水谷良亮所長は、御前崎市役所に石原市長を訪ね、約30分かけて対策を説明した。防波壁は、同原発南側の遠州灘に沿って建設し、総延長は約1・6キロ。「18メートル」は海抜のことで、実際の地上高は10〜12メートル。鉄筋コンクリート製で、下部構造を岩盤に差し込み強度を確保するため、地中部の深さは15〜40メートルになるという。
同原発の東西には二つの河川があり、防波壁を一部両側に巡らせた上、盛り土のかさ上げで対応するという。中電は「津波の逆流に対応できる」とした。
高さを従来の「12メートル超」から約6メートルかさ上げした理由について水谷所長は「東日本大震災を踏まえ、地震規模をマグニチュード9で想定した」と説明。大震災で東京電力福島第1原発が高さ約15メートルの津波に襲われたことから「余裕をみて一歩踏み込んだ数字になった」と語った。
同社の増田博武原子力部長は運転再開時期について、「言う段階にない。新たな対策で安全性を一層向上し、皆さんの安心につながるよう努力する」と述べるにとどまった。
中電がこの日公表した15項目の津波対策は、このほか高さ10〜15メートルの砂丘を最大2メートルかさ上げ▽防水構造の建屋を建設し緊急時海水取水設備を設置▽原子炉建屋の防水を強化−−など。東日本大震災後に打ち出した15項目に追加した。防波壁は8月中に着工する。
石原市長は、着工前倒しを評価した上で、「国や県の防潮対策との整合性を図る必要があるのではないか」と語った。
浜岡原発差し止め訴訟原告団代表の白鳥良香さん(78)は「18メートルの高さにしても、(東日本大震災で)三陸沿岸の強固な防潮堤を破壊した津波を防ぎ切れるとは思えない」と疑問を投げ掛けた。
7月23日朝刊
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静岡市と浜松市は22日、暫定許容値を超える放射性セシウムが検出された稲わらを食べた肉牛が計8頭分、福島、群馬、岐阜県などから両市内に流通していたと発表した。すべて販売されるなどして肉が残っておらず、両市とも牛肉の放射性物質が暫定規制値を超えていたかどうか分からないとしている。
一方、富士宮市の肉牛農家で宮城県産の稲わらから暫定許容値を超える放射性セシウムが検出された問題で、県は同日、愛知、香川両県で11頭分の牛肉を新たに確認し、放射性セシウムはいずれも暫定規制値を下回っていたと発表した。同農家の肉牛148頭のうち、これで21頭分の出荷先が判明した。【仲田力行】
7月23日朝刊
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